2010年9月30日木曜日

お買い物

というのはまだまだ先の話。去年は物の選定でかなり手間取ったので今年は少し早めに見繕うことにしました。時期にはいると高いし。まぁ忙しくて見る暇もあんまりないんだけど、安い物があったときに赤札のものをポチポチと。

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ワインボトルのキャップ(約200円)

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ビット感覚あふれる氷のトレイ(約250円)

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ストラップ(各400円少々)

ストラップは日本から購入。最近は海外発送をしてくれる店も増えているみたいで、普通の封筒(というかビニール加工された袋というか)で送付。小包ですらなく定形外扱いなので、送料も非常にお手頃で国内に毛の生えた程度。あえていえば、税関で引っかからない物しか買えないという制約はやはりあり。

それとスウェーデンに来てから、相変わらず買っていなかったアイロンをようやく購入。アイロン台は2年前に買ったのに、アイロンを買う心の余裕が無く・・・。

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東京に住んでいた時も、まぁせいぜい週1-2回使えばいいところだったので、小形で定格の少ない物に。アイロンをかけるときに少し時間は余分にかかるものの、費用対効果のバランスを考えると自分にはこのクラスで十分。お値段150kr.(約1800円)。

2010年9月29日水曜日

トナーのお話

先月eBayにて購入したトナー、まだ顛末を書いてなかったので少し。プリンタの価格は下がっているものの、トナーやインクの値段はそれほどでもなく、わりと高止まりしています。特に安いプリンタの場合は顕著で、場合によってはトナーを買うより本体を買い換えた方が安く付くこともあります。ビジネスモデルとしては理解できるのですが、環境負荷を考えるとあまり買い換えは考えたくありません。けれども、保証やトータルコストを考えるとトナー交換は非現実的。

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というわけで補充用のトナーを購入したものの、半月を過ぎても届かず、問い合わせ。「ごめん、送ってなかったからすぐ送ります」とのこと。プライオリティの高い方法をとったらしく、ドイツの片田舎から、問い合わせの翌々日に到着。素晴らしいの一言。問題が問題なのではなく問題をどうするかが問題なのであります。

ともかくプリンタに話を戻すと、大手の場合でもインクやトナーのカートリッジにチップを入れて、追加で補充できないように、つまりカートリッジを交換しないといけないように対策を取っている場合があります。自分の購入したSamsung製のML-1915も然りで、標準の場合1500枚カウントした段階で使用不可能になるとのこと。で、どう補充するかという話。

今回はとあるソフト付きの物を購入。このソフト、要するにトナーを使う時のチップ読み込みプロセスをやめさせるというお話。あとはチップ外して、トナーを補充して、無駄になったトナーをため込むところから古いトナーを掻き出すだけ。少しばかりドリルで穴を開ける必要があるみたいだけど、とりあえずは簡単そう。

ここで一つ考えることは、こうした行為が著作権法に違反するか否か。この点日本の法律では黒に近いグレーなものの、スウェーデンで行う限りは限りなく白であります。専ら自己の所有物について自己の利に供するために改変を加えることが許されるかどうか。著作権が、専ら他人の所有に帰してもなお改変されない権利としての性質を有しているかどうか。そして、改変するためのプログラムは、改変されたソフトと同じ部類に属するのか否か。所有権やフェアユースを重視すると、そんなことまで縛られる筋合いはない、という話になります。

「当社のトイレットペーパーは三角折り専用です」というのはまぁ自由だし、法的権利として保護する余地はあるけど、四角にして使うと訴えられるとしたら、それはかなりヤバイ。トイレットペーパーが犯罪に使われるから違法化しようとか言ったらもっとやばめ。負の側面も理解できるけど合理的な説明でパチッと線引きを付けるのは結構難しい領域。まぁそういうわけで、任天堂はかなりヨーロッパの法廷で苦戦しています。結局のところビジネスモデルを代えないと厳しいのかも。そんなわけでトナー到着でありました。

2010年9月20日月曜日

スウェーデンの総選挙(2)

この1週間、学校やら選挙関連のニュースを読むのやらで忙殺されております。投票・開票が9月19日、というわけで選挙速報やら何やらを本日もチェック。選挙の大きなポイントとしては

1.現政権のAlliancen (M+C+FP)が勝つも過半数に届かず

2.社会民主党(S)は歴史的敗北も第一党の座はかろうじて守る

3.移民排斥を訴えるスウェーデン民主党(SD)が議席を獲得(約6%の得票)

特に3について、勢力が拮抗している現状において、SDに相当な存在感を与える結果となっています。彼らの移民や外国人排斥に関する理屈は日本のそれと同様で、どうしようもない統計とロジックの使い回し。問題は、選挙に至る前の段階で(特に現政権が)正面から議論を行わず無視していたことにあるのかもしれません。

現政権の立場はリベラルで、KKK(アメリカの極右団体) にも言論活動や政治活動の自由があるという立場と基本的には同じ。この点に関しては、自分も同意する範囲。問題はそのあとで、政治的議論の中で解決ないし論駁するべき話にもかかわらず、特に何か議論するわけでもなく。挙げ句の果てに「SDが政策決定で重要な位置を占めないようにSやMPといった野党が(政権党に協力することで)責任を取るべき」だそうで、完全に人任せ。いや、正直この国の将来を考えると頭が痛くなります。

今回のSDへの投票行動としてはM→SD、次いでS→SD。SDはMälmö を除いた都市部での得票は総じて低いものの、全体として底上げされた感があります。若者・男性が主流で、思想(と呼ぶに値するかは別に)・潮流的にはドイツ、コンプレックスを伴った選民思想。

1. 外国人は(特に凶悪)犯罪の増加要因

→日本のそれと同じく統計学的に優位ではない

→届出件数と犯罪発生件数は一致しない

    →犯罪者の国籍よりも、収入や教育・居住エリアに強い連関が認められる

→法律の解釈や捜査手法・能力の変遷が犯罪の増加要因の一つである

→アルコールの摂取量の増加にも(国籍以上の)連関が認められる

2. 外国人は物理的・文化的・民族的にスウェーデンを汚している

    →影響がいやなら家に引きこもってくださいというレベル

→日本のそれと同じく純粋なスウェーデン人がいると信じている

    →外圧による変化は全て強制されたという被害妄想

3. スウェーデン語をしゃべらない

    →んで?というレベル

特に3に関しては、正直ん~という感じ。確かに理解の出来ない言語でしゃべられるとコミュニケーションが取れなくて困るというのは分かるけど、意思疎通を図りたい人間が勉強すればいい話で、自分が他の言語を勉強せずに、他の人に自分の言語を勉強してもらう権利があると思ってるのなら、それはもうどうしようもない話。それとは別に、分からない事による恐怖というのが、大きいのかも知れません。他にも突っ込みどころ満載だけど、それに構っているほど時間があるわけでもないので、またそのうち。

2010年9月8日水曜日

スウェーデンの総選挙

選挙の事前投票が始まっていて、ついでの用事があり投票してきました。始まってすぐの時は待ち時間が結構あったみたいだけど、手慣れたのかたまたますいていたのか、5分にて終了。

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選挙人票を忘れたのでまずここで受け取り

受付で免許証を見せて選挙人票(Röstkort)を受け取ります。スウェーデン国籍を持っていないため、スウェーデン議会選挙の欄は空欄。県(あるいは郡)議会に相当するLandstinget と市町村にあたるKommun の投票。

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投票用紙を受け取って中へ

スウェーデン議会の投票用紙は黄色、Landstinget は青、Kommun は白。既に政党名もしくは候補者名の記載された投票用紙をピックアップ。候補者に対して投票を行う場合は、選択する候補者名にチェック。その後封筒に入れて係の人がチェック。要するに投票用紙をたくさん入れないように、何回も投票しないように。

それにしても、大きなショッピングセンターとか図書館・役所とか色々なところで事前投票できるので非常に便利。でも前の選挙の時よりも減ってるようなそうでもないような。

宴の後で

夜中の0時を回ってまだ明日の予習が終わってません。あと30分ほどかかる状態、まぁとっとと済ませて寝たいところ。いくつか調べ物をしていたら、6月に行われた王女の結婚式で使われた車のセールスを発見。色々なところに王冠が散りばめられていて、こんな車をお手頃価格に買いたい人にはぴったり。

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って、正直先々売るのに困りそうなこんな車、特別仕様車なので標準仕様車と比べると価格は50000kr(55万円程度)高め。誰が買うんだろうとちょっぴり想像してみたり。

2010年9月5日日曜日

家庭菜園という名の実験

今年はシソの栽培に失敗。虫にタネをたべられてしまいました。枝豆はそれなりに生長。今のところ小さいながらも10房程度実がついています。

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2通りの土質で今回は様子見。片方の土はそれほどいい状態とは言えないものの、実の付きはむしろ上々。収穫が楽しみであります。

2010年9月4日土曜日

日常

怒濤のような1週間。週末は少しゆっくりしたいところ。というわけで久々にネットでフラフラと色んな記事を読んだり、忙しくてあんまりやってないことをしてみたり。先週eBay経由で発注したプリンタのトナーがまだ届かず。ドイツが発送元、DHLの安い便を使っているのでもう少し気長に待つことに。Google Translate のような機械翻訳は、ざっくばらに意味を取りたい時には非常に便利。

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やはりネックになるのは、辞書の語彙と文脈の判断。日本語への翻訳でも、このあたりを年頭に斜めから読むとそれなりに技術の進歩が掴めるところ。

2010年9月1日水曜日

本とCDと

本日もわりと忙しく終わった1日。学校と洗濯とまぁ色々。学校の課題で本を読まなければならないものの、色々読む物が多い時には疲れ目、気力を使い果たした後ではなかなか進まず。そんな時重宝するのがCD。

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なんてことは無く、単に本を朗読しているだけなんだけれども、mp3に変換して移動時間中に聞いたり、ソファでゴロゴロしながら聞けるので非常にいいという話。というわけで図書館で借りて、携帯電話に入れてちょこまかと聞いております。本編は3時間ほど。まぁやはり本を読むより早いカモ。